サラ=ジェーン サマーズ & ユハニ シルヴォラ は
伝統的な要素と実験的な要素を併せ持ったデュオで、そのパフォーマンスは高く評価されている。見事なヴィルトゥオーシティと独創性、インタープレイで各々の楽器の持つ可能性を最大限に探っていく。彼らのサウンドはスコットランド、ハイランド地方の伝統音楽に深く根ざしているが、スカンジナヴィアの伝統音楽や実験音楽にも影響を受けている。
明と暗を自在に行き来する会話のごとく、彼らの音楽は極めて幅広い表現を持ち、オープンで即興的なアプローチによって彩られ、お互いをリードしながらひとつのサウンドを創り出していく。
2013年にファーストアルバムをリリースし、各方面からの評価はますます高まっている。アルバムは、英国ワールドミュージック情報誌 “ソングラインマガジン Songlines Magazine” 誌上、2014年4〜5月号におけるエディターズチョイス”Top of the World”の一枚にも選ばれた。また同誌のアルバム評価では5つ星中5の高評価を得ている。
彼らは近年精力的にツアーをこなしている。毎年グラスゴーで開催される音楽フェスティバル、ケルティックコネクション Celtic Connection 2015のヘッドラインギグではソールドアウトの好評を博した。現在、デュオはセカンドアルバムを準備中で、2016年2月にリリースされることが予定されている。